2019-04-17 第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
他方、これらの協同組織金融機関の経営が将来万一、仮に悪化したとした場合に、早期健全化勘定が一定の損失を負担する業務というのは当面継続するため、今後の制度運用には万全を期す必要があろうと思いますので、このため、仮に六つの協同機関に、過去の協同組織金融機関の破綻事例等々を見ますと、平均的な損失と同程度の損失が想定されるという場合、これは全損ですからね、こちらの試算は。
他方、これらの協同組織金融機関の経営が将来万一、仮に悪化したとした場合に、早期健全化勘定が一定の損失を負担する業務というのは当面継続するため、今後の制度運用には万全を期す必要があろうと思いますので、このため、仮に六つの協同機関に、過去の協同組織金融機関の破綻事例等々を見ますと、平均的な損失と同程度の損失が想定されるという場合、これは全損ですからね、こちらの試算は。
ですから、宮園専務理事は四協同機関と同列に扱うべきなのに自分たちが同列に扱っていない、つまり平成十九年度の数字を出していないということなんです。さらには、この数字というのは、やはり資本をいただくということでしたら正式な自己資本比率、連結ベースの自己資本比率を出してしかるべきなのに、こういった数字が出てきていないということなんです。
今回の導入いたしますシステムは、このような既存のものに更に加えまして、実は地域におけます中小規模の事業者に対しての信用供与が縮小しかねないような状況になってくる、それに対しては予備的にこの協同機関の、協同金融組織のこの相援システムを使って、これを活用して地域金融の円滑化を図るという新しい仕組みを設けようということでございます。
そこまではほかの金融機関と一緒なのに、あるいはほかの中央協同機関と一緒なのに、なぜ農中だけ御議論が突出するのかな。労働金庫あるいは全信連等々とは違って、なぜ農中だけ出てくるのかな。
○谷本巍君 そうしますと、それぞれの協同機関、先ほども指摘がありましたが、一番低い配当が二%で、高いところは八%。ばらつきが非常に大きいという状況の中で、上限をセットする。これは今のお話ですと、やってみなきゃわからぬというような話になっておるのでありますが、それぞれの機関が優先出資を集めていくためには、できるだけ配当を上げなきゃならぬということに追い込まれていきますね。
○中井委員 お答えがなかなか難しいところであろうかと思いますが、私どもも、農協という協同機関の地域における重要性にかんがみたら、こういう解決も仕方がないかという感じを持っております。しかし同時に、大事だからといっていつまでも甘えるというか、金融機関としてこの自由化の激しい中で体質改善がおくれておるようではどうだろう、こういう感じも抱くものであります。
そうすると全体からいうならば、今お話のような全国的な規模において信用協同機関が発展するという点からいうとむしろ逆に行くのではないか、金庫になつたものは強固になり、或いはそういう意味において発展するかも知れませんけれども、全体の中小企業の金融機関としての信用協同組合運動というものは発展が阻止されはせんか、こういう点についてのお見通しを伺いたい。
また直接やりますと借りた恩義とか、貸したというような、やはりそこにボス的関係が、人情といたしましてできざるのでありますが、これが協同機関の組合になりますれば、その辺もいくらか薄らぐものと思う。あの人に借りたから年末にものを持つて行かなければならないというような氣がね、苦労もないのでありまして、そういうふうに私どもごく消極的に小さく考えておる。
私どもが今春、経済復興会議を組織いたしまして、廣く財界人並びに労働者の協同機関によつて経済の復興を図り、生産の増強をはかるべく試み、更に当面する種々なる経済政策について建設的な案を提出して参りましたが、それらの政策についても殆んど取上げるものがなく、予算の面には全く影さえ見ることがありません。